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モネ大回顧展を観る [ART]

 4月初旬、東京都美術館で開催されていた「オルセー美術館展」をその会期終了直前にやっとのことで観たのが、まだつい先日の様な気がしている。そんな余韻が自分の中で消えない内に、続けて「モネ大回顧展」も観ておきたいものだと考え、相当の混雑は仕方無しと覚悟の上で、国立新美術館へと出掛けて来た。




 日本人は印象派が大好き。上野で開かれる印象派関連の展覧会はいつも必ずと云って良いほどの大盛況だ。そして、その中でも人気の第1、第2位を争う抜群の知名度と人気を誇るモネの一大回顧展。それもミッドタウンのオープンで衆目を集める六本木の旧防衛庁界隈にこれまた新規にオープンした国立新美術館が会場とあっては、一際世間話のタネにもし易いと云うものだ。
 そんなわけで平日であろうとも、その混雑具合はかなりなもので、ましてや休日ともなれば30分から1時間の入場制限は当たり前。それはもう大変な人出なんだそうだ。

 ただ、それでも穴場と呼ばれる曜日や時間帯はちゃんと存在するらしく、聞くところに拠るとどうやら金曜の夕方からの夜間展示が狙い目らしい。
 その情報を信じて向かった僕が乃木坂駅に着いたのは、18時になるかならないかと云う時間。直結通路を地上に駆け上がると、すぐにチケット売り場が目に飛び込んで来るのだが、そこでは2~3人の人がチケットを買い求めているだけだった。僕も殆ど待つことなくチケットを手にする事が出来た。噂は本当だったみたいだ。これならゆっくり鑑賞出来るかも知れないなぁ。この時点で既に、ちょっと嬉しい(^^;。

 館内に入って見渡すと、まぁ、決して空いているとまでは云えないけど、ゲンナリする程の混雑具合でもない。ただそれでも、作品を順番通りに観て回ろうとすれば、ノロノロとしか進まない人の列にお行儀良く並ばなくてはならない。何しろ入場してすぐに、今回の展覧会チラシ(写真トップ)にもなっている有名作「日傘の女性」が展示されているのだから、いきなり列が詰まって動かなくなってしまったとしても、それも無理からぬことだろう。
 それでもこの日だって、元来1つの作品を鑑賞するのに多く時間を割きたいタイプの僕にとって、時間がたっぷり有るとは言い難いので、順番は無視。ランダムに絵の前が空いている作品から重点的に鑑賞して回り、人気作は最後の最後でゆっくりと。要は時間の無い時の、いつもの作戦。




 このモネ大回顧展には、フランスのオルセー美術館が共同企画に名を連ねているとあって、今回も素晴らしい作品の数々が日本に運び込まれている。何も知らずに、この作品達を目当てにパリへ出掛けてしまった世界中のモネ・ファン達は、さぞや悔しい思いをしていることに違いない。現在東京で展示されているのは、オルセー所蔵のモネの中でも特に人気の高い代表作品ばかりなのだから。今あちらに行ったなら、果たしてどんな作品が代わりに展示されているのだろうか?と、つい要らぬ心配してしまいたくなる。

 ちょっと一まとめにしてみたのだが(写真上-なお、全て作品の一部分のみ掲載)、左から「日傘の女性」(1886)、上段中「モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭」(1878)、上段右「かささぎ」(1868-69)、下段中「サン=ラザール駅」(1877)、下段右「積み藁、夏の終わり、朝」(1891)と、オルセー美術館本家のカタログやガイドブックに取り上げられる様な、本当の代表作ばかり。

 これらに加えて「アルジャントゥイユのレガッタ」「ルーアン大聖堂」までもが同時に東京に居ながらにして観られてしまうのだから、いやはや、これって本当にすごい事だと思うのだ。何だか、パリまで行く有難味がそれこそ薄れてしまいそうではないか(苦笑)。




そんな名作揃いの中、今回僕が気になった作品を幾つかピックアップしてみよう。



「ルエルの眺め」(1858)・・・埼玉県立近代美術館(※寄託展示)

 このバルビゾン派的な写実風景はモネが僅か17歳の時に描いた初の油彩作品だと云うのだから恐れ入る。ウジューヌ・ブーダンとの出会いがモネをイーゼルごと屋外へ連れ出したのは有名な話だけど、この作品はまさに二人が出会ったその当時のものなのだ。
 ブーダンはモネの才能を見抜き、彼に風景画を描く事を勧め、モネが5歳から育った地ル・アーブルの北東に接する小さな村ルエルへと制作旅行に連れ出す。そこでに描かれたのがこの作品なんだそうだ。写実的ではあるけれど、ポプラや水辺の緑の描き方には既にその後のモネらしさが表れている。

 モネは恩人である師についてこう述べている。
 「ブーダンは限りない善良さをもって私を教えようとした。私の目は次第に開かれ、自然というものを理解した。同時にそれを愛することも知った」と。※図録「大回顧展 モネ」P24、“モネ-身体と感覚の発見”(馬淵明子著)より引用。

 もしブーダンとの出会いがなかったら、果たしてモネは印象派の巨匠と成り得ただろうか。そんな思いを馳せながら眺めると、この絵はなかなかに興味深い歴史的な1枚で在るワケだ。



「日傘の女性(デッサン)」(1890-91)・・・山形美術館(※寄託展示)

 「日傘の女性(左向き)」のデッサン画が日本に在るんだ!、と意外な事実に或る意味吃驚させられた1枚。(因みに右にはオルセー美術館所蔵のこの絵の油彩を参考として並べてみました)。
 デッサンではスカートやスカーフ、足元の草木が風の流れを受けて強くたなびいて、より動的に感じる。油彩ではスカーフに比べてスカートの揺れがややおとなしく表現されていて、両者を比較するとやはりデッサンの方が自然なものとの気がして来る。
 素早くも繊細かつ優しい筆致で描かれた女性(モデルはシュザンヌ・オシュデ)が野で風に吹かれる様は、デッサンの段階でも充分に優雅でロマンチックであり、とても印象深かった。



「ポプラの並木の下で、晴天」(1887)・・・シュトゥットガルト州立美術館

 青と緑に萌える3本のポプラが均等に配された画面右とジヴェルニーの眩しい陽光に霞む左側の対比の構図が面白い。近影は殆ど点描のような手法で描かれ、奥の山々は霞が掛かった様にぼんやりと塗られている。ポプラの並ぶ光景に溶け込みつつアクセントになっている中央の日傘差す少女はモネの愛人(後の1892年、正式に後妻となる)アリス・オシュデの四女ジュルメーヌ。
 展覧会会場では今ひとつ人気が無い様(?)だったけど、僕はとても好きな絵だなと思い、空いているのを良い事に随分長いこと独り占めして真正面から眺め続けていた(^^。



「舟遊び」(1887)・・・国立西洋美術館

 ここ丸2年くらい西洋美術館の常設展を観ていないので、久々にこの絵と再会。僕は同じ水面を描いたモネなら睡蓮よりこちらのテーマの方が好きなんだけどな・・・(^^;。
 ここには具体的に花は描かれていないけど、ブルーの水面に映えるピンクが彼女たちの頭上方向に何があるのかを想像させてくれる。ジヴェルニーでこんなふうに咲く花は何なのかなぁ?。桃にしては服装がもう夏っぽいし・・・なんて具合にね。
 よく観れば人物などは帽子のバランスが妙だったりして少々習作的な雰囲気がしないでもない作品だけど、そんな事を差し引いても好きな絵だ。画面下半分の水面の彼女たちを見ていると、不思議と気持ちが穏やかに落ち着いてゆくのが自分でもよく分かる。そもそも僕はブルーが効果的に使われている絵に、とりわけ単純に惹かれやすいってのもあるんだけどね(苦笑)。
 日本が誇る松方コレクションも良い絵持ってますよね。



「モネの家」(1922-24)・・・マルモッタン美術館

 ほとんど抽象画と呼んでも差し支えのない風景画。1884年頃に描かれたフォーヴの走りを思わせる様な作品が今回これの他にも出展されていたけれど、そこから更に40年近くの年を経て晩年期に在ったモネは白内障を患ってほぼ失明状態でこの絵を描いた。この一連の抽象的シリーズは「バラの小径」、「日本風の太鼓橋」が並べてあったけど、そのどれもが描くことに対する画家のヴァイタリティ、凄まじい執念に溢れているものだ。これらは3年前のマルモッタン美術館展(於:東急Bunkamura)と同じ作品が今回も再び展示されていたが、画像をここで紹介している「モネの家」については僕は初見。一段と激しい色遣いには驚きすら覚える。長年の経験と天才的な感覚が有れば、例え目が見えなくても、こうまで色彩を配置出来るものなのだろうか。見えずして、モネはこの絵をどの様にして描き上げたんだろう。凡人の僕には、想像すら及ばない。



「黄色いアイリス」(1914-17)・・・国立西洋美術館

 総作品数100点にも及ぶたくさんのモネを観て、僕は意外なことに気が付いた。それは、この日、この会場の中で、僕が一番に心惹かれたモネは、結局は一番に馴染みのあるこの「黄色いアイリス」だったってこと。いつもいつも、西洋美術館に行くと、飽きることなくこの絵の前で過ごす大好きなモネ。つみ藁も、かささぎもルーアンも、そしてもちろん睡蓮も好きだし素晴らしいとは思うけど、僕にはこの日本の屏風絵の様に描かれたアイリスが一番のお気に入りだったってわけだ。
 いつもは顔を上げて比較的高い目線で観ているこの絵が、ここでは自分とほぼ同じ高さに飾られている。そのせいだろうか、ちょっぴり雰囲気が普段と違う気もするけど、それはすぐそばで観られる分、初めて筆遣いさえも間近に出来たからだろう。


 僕が初めてこの作品に出会ったのは98年のこと。第2回オルセー美術館展を観たすぐ後だった。
 その日は日曜。大混雑の中でヘトヘトになってモネの「庭の女たち」を観て、その足でたまたま立ち寄った常設展だった。ほとんど「ついで」と云っても良かったかもしれない。
 そうして出会ったこのアイリスは、ひっそりと静かに咲き誇っていた。大人気の企画展とは対照的に人影まばらな、ハッキリ云っちゃえばガラガラに空いた美術館の中で。さっきまではあんなにもひどい人混みを我慢して同じモネを観て来たと云うのに、このアイリスと来たら今はまるで僕の為だけに在るみたいじゃないか。
 結局、それから10分も15分もこの絵をただじっと見ていた。その間僕は、ジヴェルニーのモネの庭をまるで実際に訪ねた様な気持ちにさえなって、黄色いアイリスを眺め続けていたのだ。

 その時以来、このアイリスは僕の中で特別な「馴染み」のモネの絵になったってワケ。リンゴの木の下で、星の王子さまがきつねに出会えたみたいにね。


 一番好きなモネの絵は、オルセーでもマルモッタンでもなく、上野の国立西洋美術館に在る。
 そう思うと、何だかとっても嬉しくて幸せな気がして来た。だって、その気になれば、いつでもまたすぐにでも観に行けるんだから。





 今回も結局長々ダラダラと書いてしまいましたが、最後に総括一言。時間さえうまく取れれば、「モネ大回顧展」観るなら金曜の夕方から!。かな~り、じっくり観て来られました。オススメです。

※会期7月2日(月曜)まで  展覧会のホームページ→http://monet2007.jp/




追記)
★ blog友(飲み友?)のtaekoさんが以前、ジヴェルニーのモネの庭を訪れてらしたことを後から思い出しました。写真もありますので、是非ご覧になってみて下さい。
 →http://blog.so-net.ne.jp/taekoParis/2005-09-11

 こちらはモネ展に行かれた折の記事
 →http://blog.so-net.ne.jp/taekoParis/2007-05-03


タグ:モネ 印象派
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TaekoLovesParis

yk2さん、モネ展、ゆっくり、じっくり見れてよかったですね。
私はチケットを買うのに20分かかって、ようやくはいったらバーゲン会場のよう。絵の近くに寄れないから遠くから眺めていました。

<ブーダンはモネの才能を見抜き、彼に風景画を描く事を勧め、>
→ブーダンというと海岸での絵が思い浮かんでしまう。この景色をブーダンだったら、どんなふうに描いたんでしょう?
真ん中にぽつんといる釣り人が風景画に温かみを与えていますね。

モネが描くポプラには、私はいつも風を感じる。ここでも水に映りこむポプラが風でゆれているように見えるけど、yk2さん、見えない?
「ポプラ並木の下で、晴天」では、左からの風。

すくっとしたポプラ、そしてアイリスもすくっとモネ流。ゴッホのアイリスは
うねっているから。

「舟遊び」の池の水の上のピンクは、映りこんでいる花ではなくて、咲いている睡蓮の花のピンクなのでは。。

読みながら、思い出すことができてよかったです。
by TaekoLovesParis (2007-05-21 02:58) 

plot

「ポプラの並木の下で、晴天」始めて観る絵です。
1887年という制作年が気になります。スーラの「グランドジェット島の日曜日の午後」の完成がその前年。その年の最後の印象派展に出品されています。
すでに印象派のグループから離れていたモネがそれを観たかどうかは知らないけれど、この絵にはスーラの幾何学的な構図の影響が感じられるのです。
ジュルメーヌは画面の垂直の2等分線上に描かれているし、彼女の日傘のハイライトは水平の3等分線上です。
by plot (2007-05-21 06:21) 

バニラ

あぁ~ わたしも行かなければと思いつつ まだ行けてないのです。
Taekoさんのバーゲン会場なみの混雑にちょっと腰が引けつつ
それでも7月までには足を運ばなければと思っていました。
金曜の夕方ですね。 うまく時間を合わせて行ってきます。
by バニラ (2007-05-21 08:47) 

yk2

taekoさん、こんばんは。

バニラさんも書いてらっしゃるけど、taekoさんのモネ展の記事見て本当に混んでるんだなぁーと、僕もかなり腰が引けてたのです。でも今回こうして落ち着いて観られた僕は本当にラッキーでした。taekoさんも金曜の夜間展示で再チャレンジなさってみては如何?。

ブーダンもこの時、一緒にイーゼルを並べていたと思うのですが、その絵も一緒に鑑賞出来たら面白かったでしょうね。ちょっと調べてみたのですが、ブーダンは元々、ル・アーブルで文房具や額縁を扱う仕事をしていたんですって。で、1847年にこの地で活動していたミレーらに画家になる事を勧められたそうなんです。だから、このルエル村って所は、彼にとっては意外でも何でもなく、割と身近な土地だったみたいです。

池に映えているピンクはなるほど、睡蓮ね~!。葉が浮いていないのでそれは考えつきませんでした。このコメント読んで、taekoさんがモネの庭の記事を書いてらっしゃるのを思い出しました。実際に行ってらっしゃるんですものね!。
by yk2 (2007-05-21 21:37) 

mom

お久しぶりです。
読み逃げごめんのマムです。
敷居が高くて高くて。
あわてん坊のマムは、てっきりお引越しされて音楽のみに特化されたと、途方にくれておりました。

実は青カバのことでするどい突っ込みをhimekyonさんという方からいただいて「yk2」さんに聞くしかないなんて他力本願
的返答をしてしまっちゃって・・・ゴメンナサイ。
以下はhimekyonさんの質問です。
「素朴な質問で~す。メトロポリタン美術館とルーブル美術館の青バカじゃない、青カバ君はどうして違うのですか??別々のものが出土したってことですか??」

ウワ~ン、どう答えればよいんですか?
いつでもいいです。ずーっとずーっとあとでもいいです。
お力をください。
もう「キリギリス」なんて言いません!!!
本当でっす。

さて、「モネ」です。
まだ行っていないのですが最終日までには行く予定です。
金曜日の夕方ですか!・・・合気道の稽古だわあ。
万障繰り合わせて7月までにはいきますね。

日本ってセンスいいと思うんですよ。
地方にいってもいいコレクションしているなあと思います。
by mom (2007-05-21 21:49) 

yk2

洋一さん、こんばんは。

ここでは取り上げなかったのですが、今回のモネ展には彼の影響を受けた後進の画家達の作品も少々展示されていて、その中にスーラも1枚含まれていたのです。この絵は砂浜に打ち上げられた座礁船を描いたもので、やはり同様のテーマで描かれたモネの作品から着想を得たのだろうと解説してありました。

僕はモネの短い筆致で色を置いて行く手法がスーラに影響を与え、更に色を科学的に分解して行ったんだろうなぁ~と(両者の立場やキャリアから)安直に考えていたのですが、プロの洋一さんがご覧になると画面構成や対象の配置から見えてくる全く別の物があるんですね(さすが~!)。
by yk2 (2007-05-21 21:57) 

yk2

バニラさん、こんばんは。

そう。出来たら金曜の夕方がいいですよ。
主なお客さん層が主婦の女性中心らしいので、平日の昼間が混んでるのも仕方がないんでしょうね。

で、見終わったらミッドタウンのコッポラのレストランでディナーとワインはいかがでしょう。まるっきりtaekoさんの真似っこルートですが(笑)。
by yk2 (2007-05-21 22:22) 

yk2

他力本願マムさま、こんばんは。

もー、しょーがないな~。
メールでくれるならともかく、コメント欄にこう書かれちゃったら何にも抗えないじゃないですか~!。確信犯だなー(苦笑)。
青カバくんのお話、今書いて来ましたからね。

キリギリスは僕が自分で云ったことだから別に怒ってなんていませんよ(^^。まぁ、次回のオーダーでロゼッタのウイリアム・バージョンを特別に作って頂くくらいで手打ちにしましょう(うひひ)。

しばらくお願いしていないので、マムさんトコのくるみパンが無性に食べたくなりました。近いうちに必ずご連絡しますね(^^/。
by yk2 (2007-05-21 23:03) 

pistacci

はじめまして。Taekoさんのご紹介でまいりました_(._.)_

そういうことだったのかー、と、ひとつひとつ思い出しながら、読ませていただきました。以前、名古屋まで行って、一番見たかった絵が東京に来ていて
すれ違いってことがあったので、今回は世界各地の絵を東京で見ることができるのは、ほんとに幸せな機会ですね。
そして、会場によって絵から受ける印象の違いって、やはりあるのですね。
わたしは今回の展示は好きでした。この記事読ませていただいて、
もう一度、行きたいとおもいました。
by pistacci (2007-05-22 11:04) 

yk2

pistacciさん、はじめまして。
コメントとnice、ありがとうございます。

そうですね。最近の東京での展覧会は本当に素晴らしい作品がたくさん集められて来ていますよね。僕は以前は美術館へ出向くのは年に2~3回くらいだったのですが、お陰で最近は絵を観る機会が本当に多くなりました。
ただ、僕は気に入った作品が幾つかあれば必ず図録を買いたい方なので、本棚にもう入り切らないのが切実な悩みです。今後どうしたらいいんだろう、って・・・(苦笑)。

絵って展示方法で印象がだいぶ変わるなぁ、は今回の実感です。
睡蓮の辺りはまとまっていて悪くないとは思いましたが。

>この記事読ませていただいて、もう一度、行きたいとおもいました。

そんなふうに云って下さると、とても嬉しいです(^^。
by yk2 (2007-05-22 22:39) 

mom

腰をひくくしてのコメントですぅ。

あの~、確信犯じゃないですよお。
悩んだの、どこに書くべきかって。メールだと重すぎるかなあなんて思ってね。
グタグタ。
ロゼッタでお金とれないです・・・。

近日中に青カバ追記をアップしますね。
嗚呼!
by mom (2007-05-22 23:31) 

シェリー

こんにちは~
皆さんお気に入りの絵というのがそれぞれあるんですね~
何度観てもニヤニヤしてしまう絵と出逢えるって素敵ですね。
私がセラーの中のシャンパンのボトルをみて時々ニヤニヤするのとは
ちょっと違いますね・・・(汗)
モネさんの絵はそんな私でも 本やポスターなども含めて今までもよく目にしています。「日傘の女性」はたしかTaekoさんのところで、違う角度から描かれてる2枚を拝見して、同じ景色の絵をこんな風に何枚も描くんだなぁ~って思ったの思い出しました。
「ポプラの並木の下で、晴天」もいいですね~ なんだかほのぼのする絵が多いのかな?日向ぼっこしてるみたいな感じになりました~
by シェリー (2007-05-23 13:11) 

yk2

本来高ビーなハズのマムさんの腰が低いと今度は逆に反動が来そうでコワいですから、ふつーで良いですってば(大笑い)。

青カバの記事の追記、楽しみにしてますね。
by yk2 (2007-05-23 22:30) 

yk2

シェリーさん、こんばんは。
もうギプス取れてるんですね。よろしゅーございました(^^。

好きな絵をみて嬉しいのも、セラーのシャンパン見てニヤニヤするのも本質は大して変わらないかも。あまりにシェリーさんらしい話題の展開に爆笑です(^^。

今回ここで選んでるモネがほのぼのして見えるのは、87年から90年代初めにかけての作品が多いからでしょうね。コンスタントに絵が売れるようになって生活が安定し、ジヴェルニーの家を買って、再婚してといった具合に当時のモネ自身がとっても幸せな頃だったから、絵にもそんな雰囲気が表れているのでしょう。

それにしても改めてよくよく見れば、このポプラ並木に描かれている画面は、シェリーさんにとっては絶好のシャンパン・ピクニック用の場所にも思えてるんじゃないですか?(笑)
by yk2 (2007-05-23 22:44) 

mom

アップ終了!
とっても眠いです。

おやすみなさい、ウィリアム。
by mom (2007-05-24 00:14) 

yk2

★マムさん :

記事upお疲れ様でした。
今晩にでもゆっくりコメント書きに行きますね。

★cdmせんせ :

ご訪問ありがとうございます。
お元気でらっしゃいますか?。僕はなんだか随分とご無沙汰しちゃって、cdmせんせに不義理を働いている様で申し訳ありませんです。つくづくダメ生徒です。
by yk2 (2007-05-25 07:21) 

c-d-m

このネタ信じて行って来ましたよ。
やはりハッピーフライデーかも知れません。
葡萄組は大喜びでダラダラ鑑賞できました。
トウキョウは相変わらずですね
でもたまにだからいいか。
by c-d-m (2007-05-26 02:43) 

shamon

こんにちは^^。TBお送りします。

私は「かささぎ」が一番気に入りました。
白いモネも案外素敵だなって開眼した思いです。

もう一度行きたいな。
by shamon (2007-05-27 11:03) 

TaekoLovesParis


cdmせんせ、東京にいらっしゃるんですか!
モネ展をもうちゃ~んとご覧になっていらして。。
おかげさまで、いろいろとおいしいのを飲ませていただいております。
by TaekoLovesParis (2007-05-27 12:33) 

yk2

cdmせんせ、モネ展行ってらしたんですね。
それも金曜の夕方!(笑)。
ウソ書いたな~!って叱られずに済んでホッとしました(^^;。
そもそも東京にいらしてたなんて!!。

東京の印象は相変わらずですか?。
ミッドタウンや国立新美術館の辺りは以前を思い返せば驚く程の変わり様で、そんなに遠くに住んでいるワケでもない横浜市民の僕の方こそ、行く度に「は~」と大きく溜息をついてしまいます。それでも、そこにパリやフィレンツェみたいな魅力を少しも感じないのは、なんでかなぁ~?(苦笑)。
by yk2 (2007-05-27 12:55) 

yk2

shamonさん、こんにちは。

せっかくTB入れて下さってるのに、前回と同じ理由(TB元の記事にこちらのURLが入ってないと受け付けない設定になってる)で、またもや入らなかったですね・・・。ごめんなさい(滝汗)。

今から設定を変更しておきますので、もしご面倒でなければで結構ですので、再TBして頂けましたら幸いです。

「かささぎ」、雪を描いていながら、陽の柔らかさ感じる暖かな作品ですよね。テーマは全く違いますが、雪を描いたモネはもう1枚好きな作品が在ります。雪の窓の外に立つカミーユ。昨年の展覧会だからshamonさんも「ご覧になってらっしゃるかもしれませんね。
http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2006-11-06
by yk2 (2007-05-27 13:11) 

yk2

ラマンチャのオンナ(笑)taekoさん

思いっきりcdmせんせ向けの私信ありがとうございます。
ま、どうせ従者サンチョのblogですもんね~~~(結構ネに持ってる・・・大笑い)。
by yk2 (2007-05-27 13:16) 

TaekoLovesParis

あ、一本とられた。。
確かに、ふつうは、「yk2さんのブログで失礼いたします」って、一言断る
のが礼儀。cdmせんせの久しぶりのコメント見て、うれしくなっちゃって。。
許してくださいまし。もう少しすてきなお名前考えますから。
by TaekoLovesParis (2007-05-27 14:51) 

yk2

taekoさん、考えなくていいです!、新しい名前なんて。
要らないんですってば!。どうせ次はロシナンテかなんかなんでしょ~。

ふんっ!(笑)。

それにしてもtaekoさんのトコにcdmせんせがぷっちんプリンの超デカ・サイズを食べてもうキライになったと告白されてましたが、チャレンジャーだな~と爆笑。更に突っ込みたかったけど、さすがに自粛しました(笑)。
by yk2 (2007-05-29 07:20) 

Inatimy

→ いなちみ特派員からのお願い ←
アップ気付いてもらえてヨカッタです。 
今書いてる次の『画家の夏庭~昼から篇~』に、
こちらの記事、リンクさせてもらっていいですか? 
by Inatimy (2011-08-15 06:06) 

yk2

◆いなちみさま

特派員からのお願い(笑)、了解しました。こんな記事で良かったら、どうぞ、です(^^。すごく短いんだけど、この記事のすぐ次の『見えないモネが描けたわけ』の方が、使っている絵が2枚ともジヴェルニーの庭の風景。もしかしたら、そっちの方がいなちゃんの記事の内容に沿うかもね。モネ関連の他の記事へのリンクも入れてあるし。

ところで、序でだから書いちゃうね。モネの家にあった浮世絵版画は、そのほとんどが林忠正って云うフランス在住の日本人美術商が売ったものらしいんだ。林はフランス語が堪能で、当時のジャポニスム関連の話には必ず登場するルイ・ゴンスやサミュエル・ビングとも交友があったのは勿論、ブルジョワ階級に在ってまだ絵が売れない当時から裕福だったマネやドガも、林から日本美術についてレクチャーを受けてたんだって。そして、いなちゃんのパリにおける風景写真の師匠(?)、アンリ・リヴィエールも林の重要な友人の1人だったんだよ。

林が売った、彼が良品と認める版画には、今で云う認め印みたいな「林」ってハンコが朱で押してあって、モネの家で版画を見る時にはそれを探してみるのも面白そうでしょ?・・・って、そんなの今頃じゃなくって、いなちゃんがジヴェルニーに行く前に云っておきなさい!って話だったかな?(^^ゞ。


by yk2 (2011-08-15 09:50) 

Inatimy

リンクの許可いただけてうれしいです♪ お言葉に甘えて、次の記事も、両方をね。 撮った写真が大量なあまり選別するのも大変で、記事も“3部作”になりそうなので(笑)。
それからハンコに関しての情報も感謝です。 実はモネの家に行った時に朱のハンコに気付いて、何か気になってたんですよ。 広重や北斎の時代のものでもなさそうだし、って。 モネの前に持ってた人のかな?でも勝手に押しちゃっていいんだろうか・・・って、思ったりして(笑)。 あとで調べようと思ってたのに、うっかりハンコに彫ってあった名前忘れちゃって。 でも、これでスッキリ。
ちなみに、この夏、アンリ・リヴィエールの"Thirty-Six Views of the Eiffel Tower"って画集を手に入れました♪
by Inatimy (2011-08-15 17:57) 

yk2

◆いなちみぃ~さま

今、お昼篇を読ませて頂いたところです。今晩は先ずこっちのお返事をさせて頂いて、昼篇へのコメントはまた後ほど書かせていただきますね(^^。

林のハンコ、気付いてたんだね~!。やっぱりいなちゃん。変なトコ、モノを見つける嗅覚が人一倍スルドイ(笑)。
林忠正はね、モネがお金がまだあんまり無かった時期、つまりは印象派がまだ世にきちんと認められていない時期から、売った版画の代金をモネの絵で受け取っていたくらいで、日本人で印象派を最も早い時期から支持した人物なんだ。いなちゃんに嘘を教えちゃいけないので、ちゃんと資料を調べてみたところ、モネの版画コレクションには、17点も林のハンコが押してあるんだって。二人の交流はずっと長く続いて、林は植物好きのモネに日本の牡丹や菖蒲を贈っていたりもしたんだ。それらはもしかしたら、今もジヴェルニーの庭で5~6月の頃に咲き続けているのかもしれないね(^^。

>アンリ・リヴィエールの"Thirty-Six Views of the Eiffel Tower"って画集を手に入れました♪

すごい!。それならいよいよ“いなちゃんのエッフェル塔36景”も完成に近付くね~(爆)。
by yk2 (2011-08-17 00:58) 

Inatimy

・・・プレッシャーを感じ、早速、夜のエッフェル塔を撮りに行っちゃいました(笑)。
日没、21時ごろなんですよ、まだ。
by Inatimy (2011-08-22 05:11) 

yk2

◆いなちみぃ~さま

なんでプレッシャーなの~?(笑)。

taekoねーさんが最近密かに写真に燃えている(?)ので、いなちゃんがエッフェル塔ならねーさんは・・・と、いなちゃんとおんなじ様な課題(笑)を1つ出してあるんだ。夏休み、某高い建物を観たら、もれなく三十六景撮りましょう!ってね。こっちは結構プレッシャーみたい(ふふふ)。

いなちゃんの今度の新しいカメラは夜景にも強いんだね。きっと三脚なんて使わず、いつもの様に息を止めて撮影してたんでしょう(笑)。見せて貰うの、楽しみにしてます。
by yk2 (2011-08-23 08:07) 

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